ファブルのアニメがひどいと言われる理由と本当の評価

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ファブルのアニメがひどいと言われる理由と本当の評価 アニメ
アニメの音色
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ファブルのアニメがひどいと言われている理由、気になりますよね。
2024年に放送されたテレビアニメ版は、放送が始まった直後から作画やテンポについて厳しい声が飛び交っていました。

この記事では、ファブルのアニメがひどいと言われる背景を、声優への評価、原作との違い、改変されたと受け取られた場面まで細かく掘り下げていきます。
アニメがどこまで描かれたのか、続きは何巻まで読めばいいのかという実用的なところもまとめました。

アニメのザ・ファブルは全何話だったのか、ファブルは何話までありますかという素朴な疑問にもお答えしていきます。
ファブルのアニメと実写はどちらが先ですかという質問もよく見かけるので、そこも時系列で整理しますね。

さらに、ファブルのアニメ声優陣が果たした役割や、原作ファンが待ちわびているあざみの登場時期、そして3期まで見据えた続編の可能性にも触れていきます。
読み終わるころには、ひどいという評判に流されない、あなた自身の評価がはっきりしているはずですよ。

ファブルのアニメがひどいと言われる理由と視聴者のリアルな評価

  • ファブルのアニメがひどいと言われた原因は声優ではなく作画だった
  • ファブルのアニメと原作の違いが評価を大きく分けている
  • ファブルのアニメで改変されたと受け取られた場面を整理してみる
  • ファブルの原作を読み込んでいる人ほど厳しい評価になった背景
  • アニメのザ・ファブルは全何話なのかと尺が生んだテンポ問題
  • ファブルのアニメと実写はどちらが先ですかという疑問が評価を狂わせた

アニメがひどいと言われた原因は声優ではなく作画だった

ここ、いちばん気になりますよね。ファブル アニメ ひどい 声優という組み合わせで検索している方がとても多いのですが、実際にネット上の声を追いかけていくと、不満の中心にあるのは声優さんの演技ではなく、圧倒的に作画の話なんですよ。

アニメ版のザ・ファブルを制作したのは手塚プロダクションです。この会社は過去に別作品でキャラクターの顔が話ごとに違って見えると話題になった経緯があって、放送前から一部の視聴者に身構えられていた面がありました。実際に放送が始まると、キャラクターの頭身が場面によって微妙に変わる、動きが少なく静止画に近いカットが続く、決めどころのはずのアクションでカメラが引いてしまって迫力が伝わりにくい、といった指摘が集まっていきます。

ただ、ここは丁寧に見ておきたいところです。原作の南勝久さんの絵は、線がざらついていて、殺し屋の動きだけは黒い塊のような筆致で描かれるという、かなり特殊な表現をしています。人間の目で追えない速さを紙の上で表現するための工夫なんですね。これをアニメの均一な線とセル塗りに置き換えると、どうしても情報量が落ちて、原作で感じたヒリつきが薄まってしまいます。作画がひどいと言われた現象の何割かは、制作力の問題というより、原作の絵の特殊さをアニメの文法に移し替える難しさから来ていたと考えるほうが自然かなと思います。

一方で、声優については評価がまるで逆でした。主人公の佐藤明を演じた興津和幸さん、相棒のヨウコを演じた沢城みゆきさん、ミサキを演じた花澤香菜さん、そして海老原役の大塚明夫さんと、実力派で固められています。感情を出さない主人公という難役を、抑揚を殺しながら成立させた興津和幸さんの演技については、放送当時から称賛のほうが目立っていました。つまり、声優がひどいという評判は実態としてほとんど見当たらず、検索キーワードだけが独り歩きしている状態なんですよ。

もしあなたが声優の出来を心配してアニメを避けているなら、そこは安心して大丈夫です。気にすべきポイントは別のところにあります。

アニメと原作の違いが評価を大きく分けている

ファブルのアニメと原作の違いは、絵柄そのものよりも、間の取り方に出ています。ここが理解できると、ひどいという評価の正体がかなり見えてきますよ。

原作が持っていた沈黙の重さ

原作のザ・ファブルは、コマとコマのあいだに読者自身がテンポを作る作品です。佐藤明が黙って相手を見ている一コマを、あなたは一秒で読み飛ばすこともできるし、十秒かけて味わうこともできます。セリフに長い棒線が引かれている独特の表現も、読む速度を読者に委ねる仕掛けとして機能していました。この自由度が、緊張感の作り方に直結していたわけですね。

ところがアニメになると、その間は制作側が秒数として固定してしまいます。長く取れば冗長に感じられ、短く切ればあっさりしすぎる。ファブルという作品は、この調整がとりわけ難しいタイプなんです。結果として、原作を読んでいる人からはテンポが遅い、アニメから入った人からは説明が足りないという、方向の違う不満が同時に出ることになりました。

表現の置き換えで失われたもの

下の表は、原作とアニメで印象が変わりやすかった要素を整理したものです。あくまで一般的な受け取られ方の目安として見てくださいね。

要素 原作での印象 アニメでの印象
アクションの速度 黒い線の塊で速さを想像させる 実際に動くぶん速度が可視化され落ち着いて見える
会話の間 読者が自分の速度で調整できる 秒数が固定され間延びに感じやすい
キャラの表情 劇画寄りの濃い描き込み 線が整理され迫力が控えめになる
日常パート コマ数が抑えられテンポが軽い 尺を使うぶん緩やかに感じられる

この表を見ると分かるように、アニメ側が手を抜いたというより、媒体が変わったことで長所と短所が入れ替わっているんですよね。速さを想像させる漫画と、速さを見せてしまうアニメでは、緊張感の発生源がそもそも違います。だからこそ、原作の記憶が新しい人ほどギャップを大きく感じ、ひどいという強い言葉が出やすかったのかなと思います。

逆に言えば、原作を知らずにアニメだけを見た人からは、淡々とした空気が心地よかったという感想も少なくありません。あなたがどちら側から入るかで、印象が本当に変わる作品ですよ。

アニメで改変されたと受け取られた場面を整理してみる

ファブルのアニメの改変について、実際に何が変わったのかを冷静に見ていきましょう。ここも誤解が混ざりやすい部分なんですよ。

まず前提として、テレビアニメは一話あたり正味二十数分という枠に収める必要があります。原作の週刊連載を一話ぶんずつそのまま並べると尺が余ったり足りなかったりするので、エピソードの順番を入れ替えたり、複数の場面をひとつにまとめたりする作業が必ず発生します。ファブルのアニメでも、日常の細かなやり取りや、サブキャラクター同士の会話がいくつか省かれていました。

原作ファンの反応がとくに大きかったのは、主人公が一般人として少しずつ変化していく過程が圧縮された点です。ザ・ファブルという作品の面白さは、殺しの天才が枝豆をさやごと食べてしまうような、ズレた行動を積み重ねるところにあります。この積み重ねが減ると、主人公が周囲に受け入れられていく説得力が薄くなってしまうんですね。カットされたのは派手な戦闘ではなく、地味だけれど効いていた部分だったので、読者ほど違和感を覚えたわけです。

また、アニメオリジナルの繋ぎが加えられた場面についても賛否が割れました。展開が新鮮で楽しめたという声がある一方で、原作が張っていた伏線の効き方が変わってしまうという指摘もあります。どちらが正しいという話ではなく、原作の構成を記憶しているかどうかで評価が反転するタイプの改変でした。

ここで押さえておきたいのは、ストーリーの結末や人物の関係性そのものは大きくいじられていないという点です。誰かが死ななくなったり、敵味方が入れ替わったりといった根本的な改変は行われていません。改変という言葉から想像されるほど乱暴な作りにはなっていないので、そこは安心してもらって大丈夫かなと思います。

もしあなたが原作既読で、細部の欠落が気になるタイプなら、アニメを補助線として眺めつつ、気になった話数だけ単行本で読み直すのがいちばんストレスが少ない付き合い方ですよ。

原作を読み込んでいる人ほど厳しい評価になった背景

ファブルの原作は、そもそも評価のハードルがかなり高いところに置かれている作品です。ここを理解しておくと、アニメへの反応が厳しくなった理由が腑に落ちますよ。

原作は南勝久さんによる漫画で、週刊ヤングマガジンにて2014年から連載が始まりました。2017年には講談社漫画賞の一般部門を受賞していて、単なる人気作という枠を超えた評価を得ています。シリーズの累計発行部数も伸び続けていて、2025年3月の時点で2800万部を突破、2026年春の時点では3000万部を超えたと発表されています。あくまで公表ベースの数字ですが、規模感の目安としては十分でしょう。

作者の南勝久さんは、前作でヤンキーの喧嘩を描いてきた方です。その延長線上で、命を賭けた強者同士の戦いを描くために殺し屋という職業を選び、そこに一年間は誰も殺してはいけないという制約を乗せました。最強の主人公に枷をはめることで、本人にとっては些細なのに周囲にとっては一大事という独特の緊張感を作り出しています。この構造がとにかく巧みで、読者は主人公が本気を出す瞬間をずっと焦らされ続けるわけですね。

さらに、劇中の殺しの技術はすべて創作でありながら、妙に生々しく描かれています。作者がボクシングジムに通い、モデルガンやナイフを収集し、サバイバルにも親しんでいたことが反映されているのではないかと分析されてきました。この手触りの良さが、ファンの中に強い基準を作ってしまったんです。

つまり、原作は完成度が高すぎるほど高い。そこへアニメが来れば、どうしても引き算で見られてしまいます。同じ内容でも、原作を知らない人が普通に面白いと感じる水準の作品が、原作ファンの目には物足りないものとして映る。ファブルのアニメがひどいと言われる現象の少なくない部分が、この期待値の高さから生まれていたと考えられます。

あなたがもし原作未読なら、それはむしろ有利な条件かもしれませんよ。

アニメのザ・ファブルは全何話なのかと尺が生んだテンポ問題

アニメのザ・ファブルは全何話ですかという質問、本当によく見かけます。答えから言うと、テレビアニメ第1期は全25話でした。

放送は2024年4月6日から同年9月28日まで、日本テレビ系で行われています。いわゆる2クールの連続放送で、深夜アニメとしてはしっかり尺が取られたほうです。以下に基本情報をまとめておきますね。数字は公表されている情報にもとづく一般的な目安として見てください。

項目 内容
放送期間 2024年4月6日から2024年9月28日
話数 全25話
制作 手塚プロダクション
監督 高橋良輔さん
総作画監督 杉野昭夫さん
原作 南勝久さんによる週刊ヤングマガジン連載作品

ここで面白いのは、25話という尺があったにもかかわらず、テンポが遅いという指摘が出た点です。普通なら尺に余裕があるほど丁寧に描けるはずですよね。ではなぜそうなったのか。

ひとつは、キャラクターの話し方そのものがゆっくりしていることです。原作のセリフには長い棒線が多用されていて、これを音声化すると自然と語尾が伸びます。全編にわたってその調子が続くので、一話ぶんの体感時間が長くなるんですね。もうひとつは、アクションの尺配分です。原作では一瞬で終わる決着が、アニメでは動きとして見せる必要があるぶん、かえって間延びして感じられる場面がありました。

そしてもうひとつ見逃せないのが、スケジュールと予算の問題です。制作スタッフの側からも進行が厳しかったという趣旨の発言が出ており、経験の浅いスタッフが多く参加していたとも言われています。ここは伝聞混じりの話なので断定はできませんが、話数によって出来のばらつきが大きかったのは事実で、その振れ幅がひどいという印象を強めたのは間違いなさそうです。

それから、全25話という尺は原作の分量に対しては決して余裕があったわけではありません。週刊連載で5年続いた第1部を2クールで全部やろうとすれば、当然どこかを削るしかなくなります。つまり尺があるからゆっくり作れたのではなく、削りながら進めた結果として、日常パートだけが妙に長く残ってしまった話数もある、という状態だったんですね。ここが体感の遅さと物足りなさが同居する原因かなと思います。

逆に、覚悟して見始めると後半にかけて安定してくるのが分かります。序盤で切ってしまった人ほど損をしているかもしれませんよ。

アニメと実写はどちらが先ですかという疑問が評価を狂わせた

ファブルのアニメと実写はどちらが先ですかという質問、これは評価の話を整理するうえでかなり重要なポイントなんですよ。

結論としては、実写映画のほうが先です。第1作が2019年に公開され、続編が2021年に公開されました。主演は岡田准一さんで、ヨウコを木村文乃さん、ミサキを山本美月さんが演じています。テレビアニメが放送されたのは2024年ですから、映像作品としてはアニメのほうが5年ほど後発ということになります。

この順番が、アニメの評価にじわじわ効いてしまいました。というのも、多くの人にとって動くファブルの初体験は岡田准一さんだったからです。俳優としての身体能力の高さが話題になり、生身のアクションが強い印象を残しました。その記憶がある状態でアニメ版を見ると、どうしても地味に感じてしまうんですね。

ただ、ここは公平に見ておきたいところです。実写版は上映時間の都合で設定や人物がかなり整理されていて、原作の細かな筋立てはだいぶ削られています。会社組織のような描かれ方に置き換えられている部分もあり、原作の再現度という観点ではアニメ版のほうがずっと素直です。実写で味わったのは映画としての面白さ、アニメで味わえるのは原作の物語そのもの、という住み分けなんですよ。

比較の軸を間違えると、どちらの良さも取り逃がしてしまいます。派手さや身体性を求めるなら実写、原作の展開と人物の機微をなぞりたいならアニメ。この整理で見ると、アニメ版が背負わされた不利な条件がよく分かるかなと思います。

ちなみに、実写を先に見ていた人でも、アニメを最後まで見ると評価が上がる傾向があります。物語が本格的に動き出すのが中盤以降だからですね。

ファブルのアニメはひどいで終わらせるのがもったいない魅力と今後の展開

  • ファブルのアニメ声優陣が作品の説得力を丸ごと支えていた
  • ファブルのアニメはどこまで描かれたのかを話数ごとに把握する
  • ファブルのアニメの続きは何巻まで買えば追いつけるのか
  • ファブルは何話までありますかという疑問と原作全体の区切り
  • ファブルのあざみが本領を発揮するのはここからだという話
  • ファブルのアニメ3期まで見据えた続編の現実的な可能性

アニメ声優陣が作品の説得力を丸ごと支えていた

ファブルのアニメ声優について、ここはもっと語られてほしいところなんですよ。作画の話題に押されて目立ちませんが、キャスティングの精度はかなり高い水準にありました。

主人公の佐藤明を演じたのは興津和幸さんです。この役は難易度がとにかく高くて、感情の起伏をほとんど出さないまま、それでも人間味を感じさせなければいけません。棒読みに聞こえたら失敗、感情を込めすぎても別人になる。その細い道筋を、息の量と語尾の落とし方だけで通していく仕事ぶりは見事でした。お笑い芸人のギャグに大笑いする場面との落差も、同じ声から出ているとは思えない振れ幅で表現されています。

そして相棒のヨウコを演じた沢城みゆきさん。酒場で男を酔い潰して楽しむという、可愛さより性格の悪さで魅せるタイプのキャラクターですが、上機嫌の演技に含まれる棘の量が絶妙なんですよね。原作を読んでいるときに頭の中で鳴っていた声そのものだったという感想も多く見られました。

主要キャストを整理すると次のようになります。

キャラクター 担当した声優
佐藤明 興津和幸さん
佐藤洋子 沢城みゆきさん
清水岬 花澤香菜さん
海老原剛士 大塚明夫さん
小島賢治 津田健次郎さん
鈴木ヒロシ 子安武人さん
佐羽ヒナコ 安済知佳さん

この顔ぶれを見れば、脇を固める人選にどれだけ気を使っているかが伝わりますよね。海老原という、ヤクザでありながら筋を通す中年男を大塚明夫さんが演じることで、キャラクターの重さが一段引き上がっています。小島役の津田健次郎さんは、暴力に快楽を求める危うさを声色だけで成立させていました。

もうひとつ触れておきたいのが、ヒロインの声をめぐる事情です。原作の絵はかなりリアル寄りで、女性キャラクターに萌えの要素をほとんど乗せていません。綺麗ではあっても可愛くはない、という描かれ方なんですね。そこに花澤香菜さんや沢城みゆきさんの声が乗ることで、絵だけでは伝わりにくかった愛嬌や体温が一気に補われました。実写版のキャストと比較されやすい立場でありながら、まったく別の魅力を成立させた点は評価されていいと思いますよ。

音楽面でも、主題歌にラップ系のアーティストを起用して都市の空気を作っており、作品世界との相性は良好です。映像の粗さが指摘される一方で、耳から入る情報の完成度が高かったからこそ、最後まで見続けられたという人は少なくないと思いますよ。

アニメはどこまで描かれたのかを話数ごとに把握する

ファブルのアニメはどこまで進んだのか、ここは続きを追いたい人にとって最重要ポイントですよね。順番に整理していきましょう。

アニメ第1期が描いたのは、原作でいうところの序盤から中盤にかけての流れです。具体的には、佐藤明とヨウコが大阪の太平市にやってくるところから始まり、真黒組の若頭である海老原に本性を探られる導入部、出所してきた小島が組の中で暴走していく一連の騒動、そして興信所を経営する宇津帆が仕掛けてくる金銭がらみの事件までが範囲になります。

物語の区切りとしては、宇津帆をめぐる一件に決着がつくところまで、と覚えておけば分かりやすいです。原作の話数でいうと第135話までにあたり、単行本では13巻の途中までが映像化されたことになります。全25話でここまで進んだので、消化ペースとしては決して遅くありません。むしろ、丁寧に拾ったほうだと言えるでしょう。

ここで大事なのは、アニメ第1期の終わりが物語の途中だという点です。佐藤明が一年間の潜伏生活を送るという大枠の任務はまだ続いていますし、真黒組の内部で燻っている火種も残ったままです。最終話を見て話が終わった感じがしなかったとしたら、それは作りが悪いのではなく、単純にまだ道半ばだからなんですよ。

逆に言えば、いちばん盛り上がる展開はアニメではまだ描かれていません。原作を読んだ人の多くが最高の山場に挙げる場面は、すべてこの先にあります。ひどいという評判だけを見て切ってしまうと、その入口にすら立てないまま終わってしまうので、そこはちょっともったいないかなと思います。

もう少し具体的に言うと、アニメ前半は主人公が街に馴染むまでの導入と、真黒組の内部で起きた抗争が中心です。後半は、表向きは善人として振る舞う男が仕掛けてくる詐欺と誘拐の事件が軸になり、そこに車椅子の女性との出会いが絡んできます。この後半パートは主人公の過去にも触れる内容で、単なる日常コメディではないことがはっきりしてくるところですね。ここまで見てようやく、この作品の本当の骨格が見えてくる作りになっています。

どこまで見たかを把握したら、次は続きをどう追うかですね。そこは次の項目で具体的に整理していきます。

アニメの続きは何巻まで買えば追いつけるのか

ファブルのアニメの続きは何巻からなのか、そして何巻まで買えば話が一区切りするのか。ここは財布と相談する話でもあるので、具体的に見ていきましょう。

アニメ第25話の続きにあたるのは、単行本13巻の後半に収録されている第136話です。書店で13巻を手に取って、後半あたりから読み始めれば、アニメからきれいに接続できます。13巻の前半はアニメで見た内容と重なりますが、原作の描写を確認したい人には復習としてちょうどいいでしょう。

そして原作の第1部は全22巻で完結しています。つまり、アニメの続きから物語の第1部の結末までを追うなら、13巻から22巻までの10冊を読めばいいという計算になりますね。第1部の終盤には、組織の幹部である山岡が仕掛けてくる大きな争いが待っていて、ここが作品全体の中でも屈指の盛り上がりどころです。

さらに先まで行きたい場合は、第2部にあたるザ・ファブル The second contactが全9巻で完結しているので、そちらに進むことになります。第2部は佐藤明が結婚生活を送りながら、隣街の組織との抗争に巻き込まれていく話で、雰囲気は第1部よりも少し落ち着いています。読む冊数の目安としては、第1部の続き10冊、第2部9冊で合計19冊というところですね。

まとまった冊数になるので、電子書籍のセールを狙うのが現実的かなと思います。刊行ペースや価格は時期によって変わるので、あくまで一般的な目安として捉えてください。

読む順番で迷ったときは、第1部を最後まで走り切ってから第2部に入るのがおすすめです。第1部の終盤で人物の立ち位置が大きく変わるので、そこを飛ばすと第2部の人間関係が分かりにくくなってしまいます。逆に、時間がなくて要点だけ押さえたいなら、アニメの続きから第1部の完結までの10冊で一区切りつけてしまうという読み方もありですよ。物語としてはそこで一度きれいに閉じますからね。

ちなみに、アニメで気に入った人ほど原作は読みやすいはずです。声のイメージが固まった状態でページをめくると、キャラクターが勝手にしゃべってくれる感覚がありますからね。ここはアニメ化の大きな功績だと思いますよ。

何話までありますかという疑問と原作全体の区切り

ファブルは何話までありますかという質問、これはアニメの話数と原作の話数がごちゃ混ぜになりやすいので、一度きれいに分けて整理しておきましょう。

まず原作の第1部です。週刊ヤングマガジンで2014年から2019年まで連載され、全240話、単行本にして全22巻で完結しました。約5年にわたる連載で、一年間の潜伏生活という設定を最後まで貫き通した構成になっています。

続く第2部は、ザ・ファブル The second contactというタイトルで2021年から2023年まで連載され、全86話、単行本全9巻で完結しています。第1部から少し時間が経った世界が舞台で、登場人物たちのその後が描かれました。

そして第3部にあたるザ・ファブル The third secretが、2025年から同じ週刊ヤングマガジンで連載中です。こちらは現在も続いているので、話数はまだ確定していません。以上をまとめると、完結済みの部分だけで240話と86話、合わせて326話が積み上がっていることになります。

この数字を見ると、アニメ第1期が描いた135話ぶんという範囲がどれくらいの位置なのかが分かりますよね。完結済みの原作全体から見れば、まだ4割ほどしか映像化されていません。ひどいという評価が語られているのは、あくまで序盤の映像化についての話であって、作品そのものの評価とは切り分けて考える必要があります。

なお、話数や巻数は版元の公表情報にもとづく一般的な目安です。電子書籍版では収録の区切りが異なる場合もあるので、購入前に確認しておくと安心ですよ。

ついでに補足しておくと、第1部と第2部でタイトルが変わっているせいで、途中で完結したと勘違いされることがよくあります。表紙のデザインも巻を追うごとに変化していくので、書店の棚では別作品のように並んでいることも珍しくありません。探すときは作者名で追いかけるほうが確実ですよ。連載誌が一貫して週刊ヤングマガジンなのも覚えておくと便利かなと思います。

作品としてはまだ現在進行形で続いています。長く付き合える作品を探しているなら、これはかなり有力な候補になるはずです。

あざみが本領を発揮するのはここからだという話

ファブルのあざみ、つまりアザミというキャラクターについて検索している方、けっこう多いんですよ。ただ、アニメ第1期を見てもアザミは出てきません。ここでつまずいている人がいそうなので、丁寧に説明しますね。

アザミは、組織の幹部である山岡が手元で育てた殺し屋です。坊主頭で体格が良く、普段は伊達メガネをかけて人当たりのいい空気をまとっています。この擬態能力の高さが恐ろしいところで、必要とあれば演技で涙まで流せる人物です。山岡からは自分と互角と評されるほどの実力を持っていて、作中でも屈指の使い手として扱われています。

面白いのは、主人公の佐藤明と共通点がやたら多い点なんですよ。絵は下手なのに味があると評され、お笑い芸人のギャグで大笑いし、一般人として働き始めると意外なほど馴染んでしまう。同じ環境で育てられた者同士の、鏡合わせのような関係になっています。ちなみにアザミという名前は山岡から与えられたもので、花言葉には触れてはいけないという意味が込められています。相棒のユーカリの花言葉が記憶であることと合わせて、名付けの仕掛けが効いていますね。

アザミが登場するのは、原作でいう山岡編、つまりアニメ第1期の続きにあたる部分です。ここは第1部の終盤にあたり、物語がもっとも激しく動くところでもあります。組織内部の裏切りと忠誠が絡み合い、アザミ自身も難しい立場に追い込まれていきます。

つまり、あざみ目当てでアニメを探していたなら、まだ映像化されていないというのが答えになります。今すぐ読みたい場合は単行本の13巻あたりから追いかけるのが早いですね。映像で見たい場合は、次に説明する続編を待つことになります。

アザミが人気を集めている理由は、強さだけではないと思うんですよね。育ての親のような存在に義理立てしようとして、組織の命令との板挟みになる。その葛藤の描かれ方が丁寧で、殺し屋という設定なのに妙に人間くさいんです。第2部では一般人としての生活を満喫している姿も描かれていて、この落差がまた愛されている要因かなと感じます。

この待ち時間、原作を読む口実だと思えば悪くないかなと思いますよ。

アニメ3期まで見据えた続編の現実的な可能性

ファブルのアニメ3期はあるのか。この疑問に答える前に、まず第2期の話から整理しておきましょう。

2026年4月2日、テレビアニメ第2期の制作決定が正式に発表されました。愛用の銃を構える主人公を描いたティザービジュアルも公開されています。描かれるのは山岡編であることが明かされており、主人公役の興津和幸さんをはじめとしたキャストの続投も決まりました。監督は第1期に続いて高橋良輔さんが務めることが伝えられています。

ここで注目したいのは、制作陣が続投したという事実そのものです。作画について厳しい評価が出た作品で、体制を大きく変えずに続編へ進むというのは、少なくとも数字の面では成立していたことを意味します。実際、話数を追うごとに評価が持ち直していったという声もあり、ひどいという初速の印象だけで判断されたわけではなさそうです。

放送時期については、発表の時点では明言されていません。制作期間を考えると2027年以降になるという見方が一般的で、2クール規模なら準備にも相応の時間がかかります。ここはあくまで予想の範囲として、気長に構えておくのが良さそうです。

そのうえで3期の話です。第2期が山岡編を描くとすると、そこで原作第1部の全22巻がほぼ映像化されることになります。となると3期があるとすれば、第2部にあたるザ・ファブル The second contactが題材になる可能性が高いですね。こちらは全9巻とコンパクトなので、1クールから2クールでまとまる分量です。さらに第3部が連載中なので、素材そのものは十分に残っています。

第2期で描かれる山岡編は、作品のなかでも屈指の見せ場が連続する範囲です。恐怖を感じられない体質の男が、好奇心だけを動機に街を引っかき回していく展開で、主人公が本気を出さざるを得ない状況まで一気に持っていかれます。第1期で物足りなさを感じた人にとっては、ここが評価をひっくり返す勝負どころになるはずですよ。

もちろん3期は現時点で発表されていないので、あくまで構造から見た可能性の話です。ただ、第2期の反応次第で十分に射程に入る、というのは言えるかなと思います。第2期の作画がどこまで改善されるか、そこが分岐点になりそうですよ。

ファブルのアニメがひどいと言われる理由と本当の評価の総まとめ

  • ファブルのアニメがひどいと言われた中心は声優ではなく作画への不満だ
  • 制作は手塚プロダクションで過去の作画評判が先入観として働いた
  • 原作の黒い線で速さを表す描き方はアニメの均一な線と相性が悪い
  • 会話の間が秒数として固定されたことでテンポが遅く感じられた
  • セリフの長い棒線が音声化で語尾の伸びとなり体感時間を長くした
  • 省略されたのは派手な戦闘ではなく主人公の変化を積み重ねる日常描写だ
  • 結末や人物の関係性そのものに大きな改変は加えられていない
  • アニメ第1期は2024年4月から9月まで放送され全25話だった
  • 映像化されたのは原作第135話まででおおむね13巻の途中にあたる
  • 続きは単行本13巻後半の第136話から読むと接続できる
  • 原作第1部は全240話全22巻で第2部は全86話全9巻で完結している
  • 第3部は2025年から連載中で物語はまだ現在進行形だ
  • 実写映画は2019年と2021年でアニメより先に公開されている
  • 人気キャラクターのアザミは山岡編の人物でアニメ第1期には登場しない
  • 第2期の制作決定が2026年4月に発表され山岡編が描かれる予定だ
  • 3期は未発表だが第2部を題材にできるため可能性は残されている

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